協会役員名簿
代表理事 (会長) |
梶本 美智子 |
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理 事 | 市川 喬一 |
戸貝 友美 | |
松本 千惠子 | |
貫田 晋次郎 | |
監 事 | 児玉 英隆 |
三上 友佳子 |
会長ごあいさつ
正会員・賛助会員の皆さま、オフィシャルパートナー企業さま、サポーター企業さま、サプライヤー企業さま、各自治体関係者さま、各特別支援学校の関係者さま、オフィシャルボランティアの皆さま、日頃より当協会に多大なご協力・ご支援を賜り心より感謝申し上げます。
さて、この度2020年度末で前理事が任期満了となりました。この2年の間スポーツガバナンスコードと中長期計画の作成とそれに基づいて、さまざまな組織改革を行って参りました。その結果として理事選挙が行われ、立候補者が1名だけという残念な結果ではありましたが選挙により理事1名が承認されました。その理事による推薦があり、組織編成も含め話し合った結果、ガバナンスに基づき、内部より女性理事3名選出、外部から招聘致しました理事1名を加えて5名の理事を選出し、総会にて承認をいただき、私、梶本美智子が引き続き代表として2期目の任を担うこととなりました。他にも人事の刷新を図り、監事に若い女性と外部監事を起用致しました。組織編制の詳細は組織図をご参照ください。
この2年での改革は様々な痛みを伴ったものでもありましたが、風通しが良く、ガバナンスに基づいたどこからも後ろ指をさされないような組織とすることに各部局の部員と役員が一致して取り組んで参りました。これからの2年間も気を抜くことなく、皆さまからの真摯なご意見をいただき、役員ともども良い協会を目指してまい進していく所存でございます。
ゴールボールは、第二次世界大戦で眼に傷害を負った軍人のリハビリテーションプログラムとして考案され、1946年に競技として紹介されたのが始まりとされています。1976年のカナダ・トロントパラリンピックで正式種目となり、1978年にオーストリアで世界選手権が開かれ、世界中に拡がっていきました。この視覚障がい者のみのパラスポーツとなっておりますことを誇りに思い、他の視覚障がい者向けのパラスポーツの先頭に立って、横のつながりを広げ、互いに切磋琢磨して既存のオリンピックスポーツに匹敵するような強い絆を築き、視覚障がい者パラスポーツの発展に寄与していきたいと思います。
私自身は微力ではございますが、頼りになる理事を始めとして、ご支援をいただいておりますオフィシャル企業さま、ご協力をいただいております会員の皆さまと共に一丸となって当協会を盛り上げていく所存でございます。
今までのご支援、ご協力に心より感謝申し上げるとともに、今後もますますの当協会へのご支援、ご協力、またご鞭撻を賜りたく心よりお願い申し上げます。
一般社団法人日本ゴールボール協会
会長 梶本 美智子
ハイパフォーマンスディレクターごあいさつ
2022年4月にハイパフォーマンスディレクターに着任し、日本代表強化スタッフ内にハイパフォーマンスコーチユニットを設置しました。このユニットを設置することで、持続的な国際競技力を発展させるために必要な各分野のプロフェッショナルを育て、国際競技力の向上とジュニア、ユース・次世代アスリートからトップアスリートの育成を行います。また、ゴールボールの競技力の向上だけではなく、国際的人材の育成と人間力の強化もあわせて行いながら、パラアスリートの社会的貢献にも寄与できる環境整備と就業サポートを支援します。
持続的な国際競技力を維持するために、中長期計画の指針に従い、グローバル化を促進させる小さな歩みとして、2022年よりアジアパシフィック地域各国のゴールボール統括団体と協定を締結する活動を始めました。アジアパシフィック地域におけるゴールボールネットワークを確立させることで、国際競技力の強化、パラアスリートの育成ならびにコーチング能力の発展に加え、国を超えた関係者の交流を促進させることを目的としています。アジアの国々が協力することで国際的な競技統括団体に対してアジアパシフィック地域からの発言力を高めていきます。そして、スポーツの力こそが世界に秩序と平和をもたらすと私は確信しています。
2024パリパラリンピック、2028ロサンゼルスパラリンピック、そして2032ブリスベンパラリンピックに向けた持続可能な資源の確保とアスリートの環境を整備していきます。日本ゴールボール協会をご支援いただいているすべてのステークホルダーの皆さまに価値を提供できる代表チームと組織体制をつくります。
一般社団法人日本ゴールボール協会
ハイパフォーマンスディレクター 市川 喬一
市川喬一プロフィール